アンマン(2024年12月19日):ヨルダン事務局は、「J²AR(Jordan-Japan Architectural Research Laboratory)」– ヨルダン・日本共同建築研究ラボを、2024年8月15日にアル・フセイン工科大学(HTU)にて正式に発足したと発表しました。この画期的な取り組みは、早稲田大学との協力のもとに設立され、建築分野における共同研究と革新を促進することを目的としています。
「J²AR」は、日本の「研究室(Kenkyushitsu)」制度をモデルとし、共同研究プロジェクト、学生交換、知識共有の拠点として機能する。
また、2025年万博のヨルダンパビリオンの建設を監修する建築家・古谷誠章教授が、ヨルダン観光局(JTB)の招待を受け、HTUで開催された発足イベントに出席しました。これにより、建築・デザイン分野におけるヨルダンと日本の強固なパートナーシップがさらに確立されたといえます。
「J²AR」は、ヨルダンと日本の学術機関の間に長期的な協力関係を築き、新世代の建築家や研究者の育成に貢献することが期待されています。